光学用ブラックボーダー印刷|ガラス・アクリル(PMMA)対応の遮光構造印刷
ブラックボーダー印刷は、光学レンズ遮光用インクによるスクリーン印刷技術を用い、ガラスまたはアクリル(PMMA)基板上に高精度で適用されます。表示エリア以外への光漏れや透過を防止し、光学設計における必須構造として機能します。
コーティング後の表面にも対応可能で、アライメントマークや位置決め印刷にも対応し、切断位置や光学モジュールとの一体化をスムーズにします。高不透過・高密着・エッジ鮮明な印刷により、各種ディスプレイカバー、センサーレンズ、自動車用光学部品などで広く活用されています。
特長
- 高不透過ブラックインクによる優れた遮光性スクリーン印刷
- にじみやギザギザのない、シャープなパターンエッジ
- コーティング後の表面を含むガラス・PMMA基板に対応
- アライメントクロス、位置決めマークの印刷にも対応し、後工程での位置合わせを支援
- 2D外観検査による高精度レジストチェックと品質安定性
- 高い密着性と耐候性を有し、光学/表示モジュールへの組込みに最適
- 超微細遮光パターン対応の高精度フォトリソグラフィー加工にも対応可能
素材仕様
- 基材:光学ガラス(例:ホウケイ酸ガラス)、アクリル(PMMA)
- 厚さ:0.5mm~1.1mm(製品仕様により調整可)
- 印刷材料:光学用遮光インク(BMインク対応)
主な用途
- 光学レンズモジュール内の遮光部品および黒枠印刷
- スマートフォン、タブレット、テレビなどのカバーガラス縁部への装飾・遮光印刷
- 自動車用メーター、センターディスプレイ周辺の光漏れ防止およびデザイン枠
- ウェアラブル端末やスマート家電に搭載される小型光学部品の黒枠設計
- その他、内部構造の遮光・導光ブロックが求められる光学構造体
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